「抵抗する官僚二人を見せしめ更迭 永田町の王子様 小泉首相『郵政民営化反対勢力を潰せ!』恫喝手口」とまあ穏やかでないタイトル。エセ改革の中身を問い質さないイエスマンばかりなんだから、「王子様」ではなく「裸の王様」が妥当だが、それはさておき。くだんの官僚二人を炙り出すため、手の込んだ手口を使ったことは確かなようだ。
気になるのは、連立を組む公明が密かに衆院選準備に入ったというくだり。外交でも郵政でも国政の根幹が揺らいでいる今、置き去り状態の「政治とカネ」問題を含め、解散総選挙で信を問う時期なのだろう。