民主党の新聞広告に竹中平蔵担当相ら怒り心頭のようだ。「今後10年間100%政府出資の会社で、新たな国有株式会社になる」とは、確かに言い過ぎの観はある。
でもまあ、自民が主張する「段階的処分義務付け」と言ったって、即買い戻しは認められてるわけだし。そもそも一体的経営に道筋がついたことに一番不満なのは竹中自身のはずだろ。
もともと小泉・竹中の郵政民営化は、
「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書」に基づく押し付けを内政改革問題に転嫁したっていう話もあるわけで。
小泉自民が圧勝するにしても、郵政を含めた構造改革はもう一度整理する必要があるね。